以前に投稿したブログでポリゴン的なペーパークラフトを紹介しました。
今回はそのペーパークラフトを利用したモチーフをつくりました。
具体的には元のペーパークラフトから1.6倍のものを厚い印刷用紙に印刷して作り、それを補強したりしています。
ちなみに、細かくみるとちょこちょこ失敗しています(笑)
今回は今までに比べて難しいです。
そして、毎回ですが低予算なんですが時間はそれなりにかかります(笑)
ちなみに、今回のは最後まで作ると結構大変なのでペーパークラフトを組み立てるまでで完成でもいいと思いますよ。
■材料、道具
①型を印刷した用紙(出来るだけ厚い用紙に印刷しましょう。強度を上げなければ材料はこれだけです)
↓私はこれを使いました。探した中では一番厚みがありました。
②紙粘土(ペーパークラフトの中に入れて強度をあげる用。今回はダイソーのやつを使っています)
③接着剤(パーパークラフトの隙間を埋める用。今回はダイソーのやつを使っています)
④パテ(こちらも隙間埋め用)
⑤白い絵具(オススメは「マツダ アキーラ チタニウムホワイト」→オススメ理由のブログリンク)
⑥筆
⑦カッター
⑧定規(カッターで切るときに使うので金属が入ったものがいいです。プラ製だと結構定規が削れたりします)
⑨ハサミ
⑩紙やすり(240番程度)
<②、③の写真>
■作り方
<実は細かく見ると失敗や間違いがいろいろあります(笑)>
①大きく印刷したペーパークラフトを型抜きして組み立てる。
これで完成でいいかなと思う方は完成でいいと思います。
②からは強度を上げて長く使うための作り方になります。
<組み立てただけだといろいろ隙間が空いています>
②ペーパークラフトの隙間や継ぎ目を接着剤で埋める。
写真にも載せましたが、今回ダイソーの瞬間接着剤を使いました。
接着力はいいと思うのですが、大手専門メーカーの物と比べると刺激臭がとても強烈でした。
結構目にきます。
でも、ちゃんとくっつきますよ(笑)
<少しだけ足の部分に紙粘土を詰めた状態>
③足の部分や体の中に紙粘土を詰めて補強する。
足は紙をくの字に曲げただけなので内側に紙粘土を詰めて強度を上げます。
あと、このペーパークラフトのお腹の部分は空洞になっているので簡単に紙粘土を詰めることができます。
④体に紙粘土を詰めたら紙で蓋のパーツを作りお腹に蓋をする。
これは裏から見たときの見栄えの問題なのでやらなくても別にいいと思います。
<↑接着した状態。ここから少しなめらかにしたいのでパテで埋めます>
⑤凹凸がある部分をパテ埋めする。
注意点としてあまり盛りすぎるとカクカクした面が滑らかになってしまうので注意しましょう!
⑥パテが乾いたら紙やすりで滑らかにして、絵具を塗り乾燥させる。
⑦ ⑤、⑥を納得行くまで繰り返したら完成!
ちなみに私は3,4回繰り返しました。
今回はこんな感じでした。
今回難しいのと面倒なのは、最初に自分でペーパークラフトの型紙をつくって組み立てる必要があることです。
大変ですがやっただけの完成度はあると思います。
そんなことで参考になれば幸いです。
●関連ブログ
・低予算でつくるデッサン用石膏像(もどき)DIY③(a) 100均紙粘土編