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人の目は騙される(絵画全般:色や明暗などについて)

 

久々のブログ更新です。

先日のデッサン授業で出てきた話題を投稿します。

 

上の画像の左丸と右ど丸どちらの方が暗いでしょうか?

 

少し考えてみましょう。

もしかするとほぼ同じなんてこともあるかもしれません。

 

答えはコチラ↓↓↓

 

 

 

 

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答えは「左丸の方が暗い」です。

 

画像の左上にある2つのグレーの丸が赤丸の中の色です。

正解した方でも比較をするとこのくらい違うというのは意外に感じたかもしれません

もし、「本当にこの色(明暗)になるのか?」と思った方はペイント系のソフトで色を抽出してみましょう。

 

 

間違ったという方は右の画像のようなことが考えられます。

右の画像の黄色いラインは面の変化するポイントで明暗の差(コントラスト)が強いです。

そうすると左丸の付近は印象として実際の色よりも明るく見えてしまうことがあります。

その印象に騙させれない方法として黄色いラインから左の暗い面を隠して見ると本来の明暗がわかりやすいです。

 

あと、光の当たり方の理屈を知っていることも大切です。

このモチーフで光が画像のように右から当たっている場合、左丸の方が明るいということは理屈的にはありません。

右からの光の場合は当然左に行くほど暗くなります。

 

 

 

このように「実際の色や明暗」と「目で見えている印象」が違うことは多々あります。

 

デッサンや絵画などを描く場合は明暗や色の変化に特に注意しましょう。

わかりづらいときはスマホで撮影したりして比較するもの良いと思います。