「アトリエもりのさと」通う生徒さんはいろいろな目的の方がいます。
例えば、以下のような生徒さんがいます。
・趣味で絵をはじめたい
・イラストを描くためのデッサンで基礎力をつけたい
・他の教室からこちらの教室に移ってきた方
・絵本を描くための基礎力をつけたい
・家族で絵を学びたい
・高校、大学の受験対策をしたい
・保育士試験造形の対策をしたい
・作品を講評してほしい
・美術大学の通信講座を受講している方
・小学校の先生
・プロの漫画家のアシスタント
・プロのイラストレーター
・画家として活動したい方 など
ちなみに、年齢も中学生~90代の方まで様々です。
こちらはデッサンの授業の高校生の生徒さんです。
進路として美術系の専門学校も候補して考えています。
描き方が独特なのが特徴で、オーソドックスな描き方よりも合っていたため、今は本人の表現に合うように進めています。
特徴としては、鉛筆で線をかなり積極的に描くタイプです。
伝わらないかもしれませんが、版画系の人が描くデッサンのような印象です。
また、線が強く残ることで、コントラストが強いメリハリのある表現になっています。
こちらはデッサンの授業の生徒さんです。
学校で絵本のサークルに入っているのですが、その絵本のために基礎を学びたいということご入会いただきました(今は卒業されています)。
印象としては毎回とても丁寧に描いています。
人によっては鉛筆のタッチ(描く線)が集中力がなくなってくるとブレたり、一定でなくなったりするのですがそういうことが基本的にありません。
そんな実直さが画面に出ています。
最近は、人物クロッキーやドローイングなどをしてより表現の幅を広げています。
【生徒さんの声】
コロナの影響で大学がオンライン授業になったことをきっかけに通いはじめました。
全くの未経験だったのでとても不安でしたが、1から丁寧に指導してくださるので着実にちからをつけていことができています。
静かな環境で集中して絵を描くことは楽しいです。
こちらは、育休中に絵本や学校の指導のために学びたいという小学校の教員の方です。
もともとイラスト的な描く力はあったので、よりいろいろな表現が出来るように、なるべく今まで使ったことがない画材を試して描いています。
自分に合った画材を探すというのはとても重要な反面、自分でやろうとすると道具自体がなかったり、バリエーションが思いつかなかったりするので、
教室の画材をいろいろ使ったり、描いたをみてこちらから提案をしたりしています。
授業のジャンルとしてはドローイング(ここでは紙などに比較的短時間で自由に描くという意味合いで使用しています)になり、
その他に人物クロッキーなどもして人体のバランスや全体感を身につけるようにしています。
また、描くだけではなく絵についての質問なども多かったので、いろいろ話をしながら授業を進めています。
タイトル通り、こちらは保育士の実技試験(造形)の対策をしたいという生徒さんです。
上の画像は最初の授業で、前回の試験内容(子ども3名以上+保育士1名以上でクレヨン遊びしている様子)で、実際はこれに背景を描き足して色鉛筆で塗ります。
上の画像の右が生徒さんに描いてもらったもので、左が講師がコピーした絵を切り貼りしたものになります。
比較をすると、同じ絵でも動きやリズム感が出ていると思います。
実技試験(造形)は講師的にみると、イラスト的な表現で最低限の表現をするという印象で、ポイント意識出来れば問題ないと思います。
上記のような画面の構成の話や、人物の動きや具体的な設定などについてアドバイスをしながら進めています。
先日、保育士試験に無事合格したと嬉しいご報告がありました。
【生徒さんの声】
保育士造形試験で落ちてしまい、独学では受からないと思い、小川先生にご相談させて頂きました。
レッスンを受け、全体の構成の話や、人物を大きく書くなど、試験に役立つ内容ばかりでした。
何よりレッスン中は、絵に没頭できる環境もよかったです。
ありがとうございました。
こちらはちょっと特殊な状況の生徒さんです。
教室に最初に来たときは、芸大などのレベルの高い美術大学を受験したいとのことでした。
教室では、そのレベルの受験生は、大手の予備校を強く勧めいています(詳しくはこちらのブログで説明しています)。
簡単に説明すると、個人の絵画教室で、狙って合格出来るほど簡単ではないということです。
教室には、大手の予備校が決まるまでの短期間、基礎学んでいました。
その後、事情により予備校に通えない期間があったため、また短期で教室に通いました。
まずは、予備校で描いていた作品を見ながら、本人が興味があることや、問題に思っていることなどの話を聞きました。
最終的に鉛筆デッサンで基礎力をつけたいということになり、その方向で授業を進めていきました。
本人は、基礎力が弱いことを気にしていましたが、1つ1つ説明しながら進めたところ、特に問題なくスムーズに進んだ印象で、本人もそのような感じだったみたいです。
また、今回は基礎力をつけることが目的なのですが、「表現として描くならば」という例も、生徒さんが描き途中の作品を撮影して、PCで編集、出力後にさらに加筆して、こんなアプローチもあるよという提案などもしています(ホワイトボードに貼られた2枚の手の作品がそれです)
基礎力だけでなく、なるべく本人が知らなそうな表現や、作家など紹介して、表現の幅が広がるようなアプローチで指導をしました。
私も受験で非常に苦労した経験があるので、短い期間ですがサポート出来てよかったです。
【生徒さんの声】
そもそも「モノを描くとはどういことか」、何気ないデッサンであっても何を表現したいか、どこが面白いと思ったかなど、自分自身にとって必要なものはなんなのか、より自覚的に制作を進めるために、どうするべきか学びました。
時間をかけてヒアリングして頂いて、自分と講師の意思疎通が取れている点、参作や講師の実体験や過去の作品などを交えながらイメージの共有を分かりやすくしてくれる点が良かったです。
こちらの生徒さんは水墨画希望で初心者の方です。
お手本を写す指導が向いているため、毎回お手本を用意して描いていきました。
また、書道を長く続けているため細い線や切れ味のある表現が得意なのでその表現を中心に指導していく方向になりました。
その後、水彩にも興味があるということで現在は水彩画に切り替えています。
長く続けていった中でお手本から徐々に離れ、本人らしい自由で生き生きとした色彩や表現が出来てきました。
最近は、水彩からアクリル画に変更して描いているのですが、いままでやってきた水彩の技術が上手く生かされています。
【生徒さんの声】
水彩画は、紙の白さを活かしながら描くことや色の作り方など学んでいます。
夕焼けの美しさ、花の美しさなどいろいろな物を描けるようになって余生を楽しんでいます。
私は91歳ですが先生の明るいご指導でまだまだ描きたいという喜びを感じています。
こちらはアクリル画の生徒さんです。
大学の美術サークルで展示活動などをしていた経験があります。
こちらの生徒さんの場合は、教室に描き途中や完成した作品を持ってきていただき、講評をして残りの時間で作品に手を加えたりしています。
今も外部に向けた展示活動をしているということで、作家活動をするためのより専門的な指導をしています。
趣味の場合は「個人で楽しむ」ことが主な目的ですが、「作家活動をする=他者に見せて、ある程度の評価をもらう」となると指導の仕方が根本的に変わってきます。
具体的には、技法面では美術予備校のようなレベルの、「技法材料の知識と絵を描く上で組み立て方」。
また、現代では作品のコンセプト説明することもとても重要なので、その点は美術大学のレベルのように、「描く動機や作品との向き合い方、それが他者、社会にとってどう関係するか」などの考え方も教えています。
その他にも、展示の仕方やポートフォリ制作、HPの作り方など、講師が実際に作家活動で経験してたことを幅広く教えています。
こちらの生徒さんは大学入試対策でデッサンやアクリル、水彩などの授業をしていました。
最初はなかなか集中して描くのが難しかったのですが徐々にモチーフの観察の仕方や画材の使い方を学んでいきました。
入試直前にはデッサンを短時間で描ききる方法や面接練習にも力をいれました。
受験は志望していた横浜美術大学の美術学部美術のデザイン学科を推薦入試で合格しています。
【生徒さんの声】
普段からイラスト制作に励んでおり、将来もイラストレーターを目指してるので、物を観察する力、時間をかけて描く力を鍛えたかったので本教室ではデッサンを学びました。
様々なモチーフでデッサンをしたことにより、以前よりも物をより観察するようになったり、イラスト制作においてもより熱心に取り組めるようになりました。
美術の授業、美術の予備校とは違いほぼマンツーマンなので、周りを気にせずに疑問に思った事相談したい事が話せました。
こちらの生徒さんは美術系高校の受験対策としてデッサンを学んでいた生徒さんです。
具体的には、相模原弥栄高等学校の美術科を受験し、無事合格しました。
弥栄高校の試験は、1時間半でモチーフの立体感を描くことに加え、「物の質感を描き分ける」必要がある難しい内容です。
まずは、時間を描けてモチーフを描いていき、徐々に短時間で合理的に描く指導をしました。
特に試験直前は、受かるというよりも「落ちない描き方」という、デッサンが描ける人と描けない人の分かりやすい違いやポイントを意識しました。
また、こちらの生徒さんはとても真面目で、毎週授業外に描いたデッサンを教室に持ってきていて、その努力が実を結んだと思います。
生徒さんとタイプとしては、本来はじっくり時間かけて繊細に描く方が向いているタイプで、特に白い物を発色良く描く方法が体質的に合っている印象です。
高校入学後にどんな方向に進んでいくのか楽しみです。
【生徒さんの声】
高校の受験対策のため、また美術の基礎を学ぶため、教室に通い始めました。
自分の得意な所、不得意な所を知れて、それをどのように生かしたり、改善したりするかを教えていただきました。
上手くできないことがあっても根気強く指導してくださり、自分の力を延ばすことができたと感じています。
こちらの生徒さんはデッサンの授業をしている初心者の方です。
お仕事で自動車のヘッドランプなどの設計をしているそうです。
描き方の特徴(体質)として最初の段階で形をしっかりとり、全体的にシャープな感じで描いているのが最近見えてきました。
これはやはり設計やデザイン系の人が描くデッサンの印象です。
また、自宅で描いてきたデッサンもよく見せてもらうのですがその意欲や描く量がより良い作品になっていると思います。
こちら生徒さんは美術大学を卒業した方です。
パステル画、水彩画、水墨画などを描いています。
基本的に技術があるのですがその中で抜けている部分を見つけて補い、より自由で専門的な表現と見方が出来るように進めています。
また、指導に必要な技術的な視点や感性を実践を通して論理的に指導しています。
最近は、アクリル画を描いています。
こちらの生徒さんは教室などに通われていた経験者の方です。
絵本で自分の表現をするために必要な技術をつけたいという希望でした。
また、いろいろな画材を持っている方なのでその画材のレクチャーをしながら進めています。
最初はデッサンから始めて油絵(以前に描いたものの加筆)をなども描きました。
将来的に技法の枠を越えて自分の表現が自由に出来ることを目指しています。
また、絵本を描くにための設定を相談しながらより具体的にしていく授業や原画を描くなどもしています。
こちらはデッサンの授業の生徒さんです。
高校受験でデッサンの特色検査あるのでその対策としてご入会いただきました。
受験までは時間の余裕がなくさらに倍率も高い中、無事神奈川工業高校のデザイン科に合格しました。
具体的な指導としてはまずは時間を掛けて丁寧に描いていき、試験が近づくにつれて短い時間で描いてきます。
初心者さん向けのデッサンでは基本的に6~8時間程度の時間をかけて鉛筆の使い方や観察の仕方を学んでいきます。
ポイントとしてはゆっくり時間を描けて描けない状態では短時間で描き切ることは出来ません。
試験時間は1時間半なので入試直前はその時間をどう使って仕上げるかを指導していきました。
また、教室では面接対策にも力を入れています。
【生徒さんの声】
高校受験の特色検査対策にデッサンの技術を学びました。
少人数なので先生と生徒の距離が近く気になることなどがあればすぐに質問や相談ができました。
周囲が静かな環境なので落ち着いて集中ができ授業に取り組むことができました。
こちらの生徒さんは高校入試前の中学生です。
入試でデッサンの実技あるため教室で指導しています。
出題課題は幾何形体のものが中心なのでそれを中心に指導をしています。
最初は時間を多くとり観察力や描き方の基礎を固め、徐々に試験時間に近づけながら効率的に描けるように進めていきました。
その後、志望高校(白山高校 美術科)に無事合格をいたしました。
こちら生徒さんはデッサンの授業を希望で初心者の方です。
パソコンでイラストを描いている方でそのときに物がどうなっているかなどを知りたい、描けるようになりたいということでデッサンをはじめました。
描くモチーフは幾何形体からはじめて今は日常にあるモチーフを描けるようになっています。
また、デッサンや絵画構造などの理論的な話も多くしながら進めています。
こちらの生徒さんは小学6年生の生徒さんです。(※現在は中学生です)
教室では対象者を中学生以上としていますがそれは小学生までが描く児童画(のびのびと自由に描く)と教室で教えていること(観察をしてしっかり描く)が根本的に違うということが理由です。
こちらの生徒さんは以前別の教室に数年通われていてデッサンなど観察をして描く力や興味があったのでこの教室に通われています。
基本的に鉛筆デッサンをしていますが色鉛筆やパステルなる必要に応じていろいろな描画材で基礎的な力が身に着くように勧めています。
こちらの生徒さんは初心者の方です。
最初はお手本を用意して描いていきました。
徐々にモチーフの形を正確に描く基礎的な問題が出て来たので、
モチーフのアウトライン型紙を作って制作をすることでモチーフの陰影や色彩を中心に描けるようになってきました。
最近は方向を変更して型紙を使って、年賀状などを楽しみながら制作したりしています。
こちらの生徒さんは珍しいタイプの方でした。
イラスト描くときに立体的な陰影や形などを把握したいのでデッサンを学びたいということでした。
また、短期間での希望でしたので最初は幾何形体を描いて最終的に実際の簡単なイラストを立体的に描いていきました。
イラスト立体的にすることに伴い形の重なり方や角度なども三次元的に修正しながら進めていきました。
こちらの生徒さんは趣味で絵を描いている方です。
毎回自宅で描いた絵を持ってきて頂き、それについての講評をしていました。
続けていくうちにデッサン的な見方の技術をつけることを希望されたのでその方向で講評を進めていきました。
徐々に陰影の表現が広がり建物の形なども自然で立体的な表現になっていきました。