【上の作品は20代の生徒さんの油絵です】
かなり間が空きましたが、久しぶりの授業風景ブログです。
また、最近画像の編集ソフトを変更した関係で、画像調整が今ひとつのものがあるかもしれません。
最初は油絵の生徒さんで、描いていた静物画が完成しました。
こちらの生徒さんは初めて油絵から油絵具を上手く扱えていましたが、今回もとてもよく描けています。
ステンレスのボールや布、リンゴ、桃などの質感が立体的に描けています。
色彩も紫系などの主に寒色で布を描くことで、鮮やかな暖色系のリンゴや桃が目立つようになっています。
この作品には面白いエピソードがあります。
実は、この作品は元々もう一回り多い作品でしたが、余白が大きかったため途中で小さい木枠にキャンバスを切って張り直しています。
結果として、メインのモチーフがとても見やすいいい構図になりました。
こちらは、少し前に入会された60代の生徒さんで、ポスターカラーでスケッチを描いています。
スケッチは水彩で描くイメージが強いと思うのですが、私としてはポスターカラーのほうが修正を含めコントロールがしやすく、塗りムラもなくせるのでオススメです。
自分で撮影した写真を絵にしたいとのことなので、右の画像は生徒さんが撮影した写真を元に描いています。
絵は自体習うのは初めてなので、絵具の使い方を1つ1つ丁寧に学びならが勧めています。
こちらはデッサンの生徒のさんで、左は鉛筆デッサンで右は木炭デッサンです。
元々鉛筆デッサンを学んでいた生徒さんなのですが、最近は木炭デッサンをしています。
木炭デッサンは鉛筆と比べて、明暗の差をより強く出来たり、大きい面を短時間で描くことが出来ます。
その反面、微妙な調整が難しいです。
どちらのデッサンも時間をかけて丁寧に仕上がっています。
こちらは、高校受験をしている中学3年生の生徒さんのデッサンです。
どちらも発色よく描けていて完成度もとても高いと思います。
鉛筆デッサンを発色よく見せるには紙の白色をいかに残しながら描く高度なテクニックになりますが、中学生ながら非常によく出来ています。
どちらも時間をかけてしっかり描けているのですが、試験は短時間で描くので、これから短時間で描くプロセスを学んでいきます。
こちらはドローイング(自由な描画材、描き方で比較的短時間で描く方法)を描いている生徒さんです。
毎回、教室にあるモチーフを本人の感性で面白く構成して、絵具や色鉛筆、ペン、鉛筆などで描いています。
例えば、左の画像の左の作品は、毛糸の中央に隙間を開けて、猫の置物の顔が見えるようにしています。
私はこんな面白い関係性は浮かばないので、毎回楽しく作品を見ています。
また、いろいろな描画材を使い分けて描くのもとても上手いです。
右の画像は、教室にあるモチーフのフィギュアを元に描いています。














