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授業風景ブログ6月(デッサン、油絵、水彩、人物クロッキーなど)


<20代女性のデッサンです>

 

6月の授業風景ブログです。

相変わらず撮影し忘れた生徒さんもいますが紹介していきます。

 

上の作品はデッサンの生徒さんで、描いていた作品が完成しました。

発色を良く見せるために、白いモチーフは出来るだけ余白を残して描いています。

めくれた布の奥行きを描くことに苦労していましたが、とても丁寧に仕上がっています。

 

 

 

<色々試しながら描いたクロッキー>

 

<3分前後で描いたクロッキー(木炭紙大サイズ)>

 

<1分前後で描いたクロッキー(木炭紙大サイズ)>

 


 

上の3枚の写真も最初に紹介したの生徒さんの作品で、最近は人物クロッキーをしています。

人物クロッキーは「こういう描き方がある」というものではなく、「本人なり方法で人物を捉えること」が大切です。

そのようなことで、最初は描画材や描画方法などをいろいろ試して、自分に合うものを探すこともとても重要になります。

ちなみに、人物クロッキーに関しては教室でいろいろ描画材を貸し出しています。

 

あと、上の画像の2,3枚目は木炭紙大サイズ(650mm×500mm)というかなり大きいサイズで描いています。

なぜ、大きいサイズで描くのかについては、近々ブログに書きたいと思います。

 

 

 

 

こちらは、水彩の生徒です。

ハガキサイズの用紙に、背景のフラットな塗りを試しています。

水彩でフラットな面を塗ることは非常に技術が必要になります。

細かい説明は省きますが、理由としては1回勝負で後々修正すればするほど見栄えが悪くなるからです。

そのようなことで、道具や塗る前の下準備なども含めてアドバイスをしています。

作品は、背景もモチーフもバランスよく描けています。

 

 

 

 

こちらはアクリルの生徒さんです。

大阪でのグループ展が終わって色々話をしました。

その話の流れで、上のようなドローイングを描くことをオススメしました。

ドローイングの定義については実は曖昧で、人によって意味合いが変わることが多いのですが、ここでは「スケッチのように短時間で描き、表現方法は個々の自由」という意味合いで使います。

 

アトリエにあるものを描いているのですが、物の輪郭にこだわらずに、いろいろな形の線などを自由に繋げて描いているものがあります。

あと、こちらの生徒さんがイラストを描いていて、線の表現が得意ということを今回知りました。

普段のアクリル画では線的な表現を使ってなかったので、線の表現が加わることで新しい表現になるのではないか?という話もしました。

 

 

 

 



こちらは油絵の生徒さんです。今回は下描きをしました。

中学1年生の生徒さんですが、1年半ぐらい教室に通っていまして、形を描く力がかなり身についてきています。

前回描いた油絵も、難しい形を観察しながら何度も修正をしていました。

これらは一般的に地道で面倒なことですが、それを継続できるにはこの生徒さんの才能です。

 

 

 

 

こちらはデッサンの生徒です。

この前まで油絵を描いていたのですが、基礎力を身につけたいということでデッサンをはじました。

油絵で明暗の描き方を把握しているので、1枚目のデッサンと思えないほどしっかり描けています。

 

 

 

 

こちらは、水彩の生徒さんです。

画集を参考に描いています。

撮影し忘れた作品がかなりあるのですが、

最近の問題点だった画面のぼやつきがなるべく無いように意識して描けています。