<中学1年生の生徒さんの油絵です>
久しぶりの授業風景ブログです。
上の画像は、中学1年生の生徒さんの完成した油絵です。
カラフルなモチーフがリズミカルに配置されています。
見どころの1つとして、フォークの形があります。
一見普通に見えますが、フォークの先端がやや手前に見える角度で、これは大人が描いても難しいです。
観察をしながら何度も修正をしていました。
試しに形を描いてみるとその難しさがわかると思います。
また、今回は特に後半にどんどん上達していった作品で、最後に描いたボウルの内側の微妙な陰影の変化など表現も良いと思います。
白い色の変化は色彩の調整が難しいのですが、卵の色の使い方を見ても、かなり油絵具を扱えるようになってきた印象があります。
こちらは、普段水彩を描いている生徒さんですが、最近はデッサンをしています。
まだ、描き途中ですが、この作品から劇的に描く力が上がりました。
また、もともと描く力がある生徒さんでしたが、上の作品の表現をするにはある訓練が必要でした。
レベルがある程度上がると、それ以上良くするには必要な訓練がどうしてもあります。
詳しくは今度ブログに書くかもしれません。
最初はそれを説明してもなかなか伝わらなかったのですが、最終的には出来るようになって良かったです。
こちらも、デッサンの生徒さんで、完成に向けての仕上げを進めています。
基本的に丁寧に描けているのですが、布の奥の影になっている部分に苦労しています。
描き方としては、布の面の方向を意識して面を増やします。
仕上げになると、どうしても細部に目がいくのですが、
案外大きな立体感を出すことが重要なことが多々あります。
こちらも、デッサンの生徒さんで自画像を描いています。
顔の比率を測るための写真と、細部や顔の筋肉を観察ための鏡を使います。
自画像をはじめて描く方はこの2つをそろえることをオススメします。
こちらの3点の作品は水彩画の生徒さんです。
画集を参考に描いています。
最近の課題として、輪郭線がぼやけて曖昧な印象になっていたのですが、上の作品はしっかり描けています。
また、最後の写真はオススメの額(正確にはフォトマットフレーム)なのですが、詳細は近いうちにブログで紹介します。
こちらは、新しく生徒さんで、立方体のデッサンです。
かなり要領良く描けました。
一見簡単そうな立方体ですが、実際に描くと実はなかなか難しいです。
こちらも、新しい生徒さんで、同じく立方体のデッサンです。
モチーフを描くときに比率などを測るのですが、なれていないとこれが難しいです。
こちらの生徒さんはそこに苦労していましたが、無事完成しました。
正確に描くには、何となく見ていても無理なので、はかり棒などの客観的な基準を使うことがとても重要になります。