最近の授業風景を紹介します。
上の写真は油絵の生徒さんの完成した作品です。
今までも油絵具は使っていたのですが写実的に静物を描くのは今回初めてでした。
初めてとしてはとても良い出来だと思います。
また、今まで油絵具を使うときは基本的に薄く塗る描き方しかしていなかったのでペインティングナイフを使って絵具を厚く塗ったり、
絵具の透明、不透明なども学びながら進めていきました。
こちらは水彩の生徒さんです。
もともと描く力がある生徒さんですがさらに発色も良くなりしっかり描けています。
今はさらにこの上のレベルを目指して絵具の塗り方(手数を少なくしてより発色をよくする方法)を試しています。
こちらも水彩のもう一人の生徒さんです。
ここ数か月、花を自然に描けるように観察しながら描いています。
この作品はまだ途中ですがかなり自然に描くための技術が身について、色彩もなかなか良いと思います。
こちらは、絵画造形の生徒さんで暑中見舞いのハガキを描きました。
一つ一つ形や線が面白い作品になっています。
ちなみに、用紙は水彩用の物でも水を多く使うと紙がボコボコになるのでインクジェットで一番厚い紙(0.35mm)をオススメします。
これを使うとかなり水を多く使っても極端に紙がボコボコになりません。
また、インクジェット用はかなり耐水性が高いので、水彩を塗ったキワが滲まず鋭いエッジが残ります(専門的にいうとドーサ引きをした感じです)。
ただ、一番厚いハガキは小さく分厚いので教室の家庭用プリンターでは印刷出来なかった(給紙ローラーで詰まる)のでA4サイズ用紙を使ったり、後で用紙を二重に重ねたりと工夫が必要でした。
こちらはデッサンの生徒さんです。
40cmのフィギュアをデッサンしています。
パーツとしては箱型なので比較的簡単ですが、今回はそれらの「パーツが自然に繋がっているように描くこと」がテーマになっています。
小学6年生の生徒さんですが相変わらずとても良く描けています。
こちらもデッサンの生徒さんで瓶を描いています。
補助線を使いながらモチーフを描く方法を学んでいます。
一見手間がかかりますが、工業製品はこのように補助線を描いて製図のように描くことが実は一番正確で短時間で描く方法です。