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授業風景(絵画造形、油絵、水彩、アクリルなど)

 

久しぶりに授業風景のブログを投稿します。

上の写真は絵画造形(以前は「絵画全般」としていましたが名称を変更しました)の授業の生徒さんで白地の生地で作った鯉のぼりに

アクリル絵具で描いています。

こちらの生徒さんは型紙が出来るクラフトパンチ(穴あけパンチのいろいろな形のもの)にとても興味をもったようで型紙を使って描いています。

1つ1つの滲んだ形も含めて、白地のおしゃれな鯉のぼりが出来ました。

 

 

 


 

こちらは油絵の生徒さんです。

 

今までやっていたことが一段落ついたので、物の形や陰影の全体感を捉えるための20~10分程度の短時間スケッチをしました。

今は陰影や形を正確に描く能力を身につけるためにキャンバスにモノトーンでモチーフを描くことを始めています。

測り棒をつかってモチーフの比率や角度などを測ることで自分が見ている印象とのズレを修正や発見しながら進めています。

訓練的にはなりますが、物を立体的に正確に描くためにはどうしても必要な能力です。

また、キャンバスを張ったことがない生徒さんだったので張り方や道具などの説明もしました。

 

 

 


 

こちらの写真は水彩の生徒さんです。

 

普段は絵手紙のような描き方もしている生徒さんなのですが、最近観察力がとても身についてきて自然な感じで描けるようになってきています。

今は自然な方向に興味があるのでそちらの方向でアドバイスをしています。

こちらの生徒さんは教室が出来た当時からの方なのですが、長く続けているとある時期急に技術が伸びることがあったりします。

 

 

 


 

こちらも水彩の生徒さんです。

 

もともと描写力がある生徒さんですが、最近はそれに加えて色が鮮やかに扱えるようになっています。

また、最近はただ全体を描きこむのではなく、自分の見せたい場所(メイン)とそうでない場所(補助)に合わせて

「描きこむ部分とあえて描きこまない部分」をつくることでいろいろ試している感じです。

こちらの生徒さんも教室が出来た当時からの方なのですがかなり高度なことが出来るようになってきました。

 

 

 

 

こちらも水彩画の別の生徒さんです。

 

今までパステル画をしていたのですが、今回水彩をやってみたいということで水彩の使い方を説明しました。

具体的には、水彩での滲みの使い方や紙の乾燥の有無で変化する絵具の違い、色を使うときのポイントや、色鉛筆も併用して細かい調整をすることなどを説明しました。

また、パステルやってこともあり色を鮮やかに扱えていました。

違う技法方法でも共通する部分があるので新しい技法に挑戦するときに生かすことが出来ます。

 

 

 

 

こちらはアクリル画の生徒さんです。

 

今まで描いていた作品を今回で終わりにしました。

教室では初めてのアクリル画でしたが、難しいモチーフ(木の陰影が非常に見えづらいもの)だったのでかなり大変だったと思います。

その分、絵具の使い方や、モチーフの観察の仕方などいろいろなことを学んだり発見が出来たと思います。

次回からはもう少し基本的なモチーフにしてデッサンを描いていく予定です。