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趣味や初心者向けの絵画の展示方法(キャプション<題名などが書いてある紙>編)

 

先日、教室があります厚木市森の里に新しく展示スペースが出来るという連絡を受けました。

関係者の方とお話したところ、展示の基本的な仕方についてまとめてあってもいいなと思い今回のブログを投稿しました。

展示の仕方については業界人は知っていることが常識であり、自分で展示の設営などもすると思うので外部の方にあえて説明することはあまりないと感じました。

そんなことでブログのタイトル通り、市町村や地域の展示など向けに基本的なことを説明したいと思います。

 

今回は「展示用のキャプション」についてです。

 

 

 

 

キャプションとは作品の題名などの情報が書かれたものです。

上の画像のようなものですね。

このキャプションは実際に教室で展示をするときに使用したものです。

大したことないように思われそうですが、キャプションがしっかりしていると展示が少し高級に見えてきます。

以下に詳しい説明に続きます。

 

 

 

 

●キャプションに必要な情報について

 

上の画像に説明を書いています。

この感じの形式は画廊や美術館などでも使用される、なるべく一般的なものにしています。

基本的に一番見せたい情報をキャプションの上の方に太く大きく書いて、あまり重要でない情報は下のほうに小さく書きます。

ちなみに作品のサイズ表記は「縦×横」の順番が一般的です。

立体(彫刻など)の場合は「H(←高さ)×W(←幅)×D(奥行き)」の順番で表記するのが一般的です。

例えば、「H10×W5×D7cm」みたいな感じでアルファベットも一緒に表記します。

 

あと、画像の補足で素材(技法)ついてですが細かく説明しますといろいろ書き方があります。

例えば、油絵の場合は「油彩(または油絵)」と書いてあったり「油絵具」と書いてあったりもします。

この場合、「油彩(または油絵)」は技法であり、「油絵具」は素材ですが、どちらの書き方でも良いと思います。

ちなみに、「油彩(または油絵)、油絵具」という両方書くことはないので技法を優先したいか素材を優先したいかで決めてもらうと良いと思います。

 

また、もしキャプションの情報を出来るだけ少なく簡単にするのならば作品サイズと製作年は省略してもまぁいいかなと思います。

 

 

 

●キャプションの簡単な印刷方法

 

まず、前提として手書きのキャプションはどうしても簡単に見えるので避けたほうがいいです。

簡単な印刷方としてプリンター用の名刺用紙で作るのがオススメです。

また、一度パソコンで作ってしまえば後は文字を入れ替えるだけで作れるのでとても便利です。

キャプションは展示会場で汚れたり、折れたりする恐れがあるので予備も用意しておきましょう。

大体作品の搬入は展示の前日になると思うのでもし予備がないとすぐに取りに行くことが出来ない場合が多いと思います。

 

 

名刺サイズのプリンタ用紙は例えばこんな感じのです 

なるべく厚めの方がいいと思います。


●キャプションの貼り方

 

まずは、キャプションの裏側に貼って剥がせる両面テープなど剥がすことが出来るテープなどを貼りましょう。

これは壁を傷つけないことと、キャプションのズレを後から修正するときに便利だからです。

 

貼る位置は上の画像のような感じが一般的です。

貼る高さや作品との距離は基本的に他の作品も同じように統一すると見栄えが良くなります。

極端に他の作品と大きさが違いキャプションが作品から離れすぎる、近すぎる場合は調整しましょう。

あと、たまに趣味など展示でキャプションを作品下の中心に貼ってあるものがありますが基本的に避けた方がいいです。

何故かといいますと、キャプションは出来るだけ目立たない方が良いからです。

キャプションが作品の真ん中にあると作品を見るときにどうしても目に入り、鑑賞の邪魔になりやすいです。

そのようなことで、一般的には作品はキャプションを少し作品から離し鑑賞するときに出来るだけ目に入らないようにしています。

あと、作品した中央に貼ると作品のサイズによってキャプションの高さもバラバラになってしまいます。

 

貼る位置を決めたら水平器で水平を測って貼りましょう。

キャプションをしっかり作っても角度がズレていると間が抜けて見えます。

これは作品にも同じことがいえますね。

 

 

もうちょっと短く書けると思ったのですがちゃんと説明すると長くなってしまいました(笑)

展示の仕方が分からない方の参考になれば幸いです。