(※ブログの一番下に他の物を試した内容を追記しています)
ホワイトボードを長く使っていると、汚れが消えなくなってきますよね?
今回はその問題を解決します。
教室のホワイトボードもそうなったので、車用のコーティング剤を使って復活できないか実験をしてみました。
私が使ったのは上の写真にあるヤツです。
先に結論をいうと、上手くいきましたが、ちょっと注意点もあります。
使ったものは車などに使用する「ガラスコーティング剤」です。
ちなみに私は自転車に塗っています。
ホワイトボードは高価で耐久性が高い「ホーロー製」と、安い「スチール製」があるみたいです。
100均や、ホームセンターにあるものは、基本的にスチール製だと思います。
また、やはりスチール製のホワイトボードは、表面のコーティンが劣化して消えなくなるみたいです。
ホワイトボードの消えなくなる原理を自分なりに考えてみると、
「要するに、表面に汚れがつきにくいコーティングをすればいいんだろう?」
という結論になり、家にあったガラスコーティングを実験で使ってみました。
ちなみに、ホワイトボード用のコーティング復活剤もありますが、値段が高く、他に用途がなさそうなので購入は見送りました。
しかも、数回しか使用できない容量が多いのですが、私が使ったコーティング剤なら100回くらいでもいけそうです。
< ワコーズバリアコーティングを使用してみました >
汚れた100均のホワイトボードにコーティングしてみます。
イレイザー(黒板消しのホワイトボード版)を使っても、本当にこれ以上消せません。
ひどい汚れです(笑)
①汚れを落とす。
強い洗剤やメラニンスポンジなどを使うと表面のコーティングがさらに剥がれてしまうようなので注意しましょう。
今回のホワイトボードは、水拭きで落ちないレベルの汚れだったので、ホームクリーナー的なスプレーで汚れを落としました。
②乾かしたらコーティング剤を吹きかける。
③クロスで拭いてから乾かす。
コーティング剤の説明では「専用クロスで拭いて下さい」とありましたが、今回はティッシュで拭きました。
特に問題なかったです。
④完成
< A.コーティング後 >
< B.コーティング後の拡大 >
上の写真Aはコーティング後、描いた中央部を消した状態です。
見事に消えます。
耐久性がどのくらいかは分からないので、また消えなくなったら報告したいと思います。
あと、ちょっと注意点があります。
①このコーティング剤の場合、表面がもの凄くツルツルになる。
表面がツルッツルになります。これはメリットなのかデメリットなのか分かりません(笑)
②室内でスプレーすると床がツルツルになり危険
ホワイトボードに吹き替えたところ、床もものすごく滑ったので、室内で使用の場合は床に何か敷いてスプレーしたほうがいいです。
③マーカーを少しはじく
上の写真Bの赤線をよーく見てもらうと少しだけはじいています。
やはり、汚れや傷をつきにくくするコーティング剤なので、少しこんな感じではじきますが、個人的には気にならないレベルです。
④他の車用のコーティング剤でも出来そう(特に親水性)
撥水性のものだとマーカーをはじく恐れが強いのですが、親水性のコーティング剤は理屈的に相性が良さそうに思えます。
(2022/7/29追記 試したところ、やはり効果がありました)
そんなことで、自宅などに車用のコーティング剤があったら、一度試してみることをオススメします。
ブログを書いた後に試したもの
<2022/7/29 追記>
お手軽にやりたい方はこちらのシートタイプもそれなりに効果がありました。
最近試したところ、上記のものよりもコーティングはかなり弱いですが一応効果がありました。
ただ、効果も長くもたないので、お勧めはしません。
<2023/6/25 追記>
とりあえず、今はこれに落ちついています。
手頃な価格で助かるケミカルのAZの商品です。
ワコーズのに比べると、非常に安価なのでいいのですが、効果としてはやはりワコーズが圧倒的です。
こちらの商品は力を入れれば消えるという感じです。
あと、こちらの場合は、ホワイトボード イレーザーは硬めのものを使用しないとなかなか消えないと思います。
なので、100均のものなどが、意外にお勧めです。
めくれるタイプのものは、柔らかい消す部分が分厚く、クッションのようになるので消すのが相当大変です。
ワコーズのバリアコートがもう少し安いといいのですが、
まぁ、そもそもどちらの商品もホワイトボード用のコーティングではないので、効果が出るだけありがたいです。