少し前のブログですが、専門のパステル用スポンジのかわりに100均で売っているメラニンスポンジが使えるのではないか?と思いつきました。
<少し前のブログ→100均で買えるオススメのパステル用品(使い方、選び方のポイント)>
100均の化粧用のスポンジも使えるのですがパステル用のスポンジと比べると相当柔らかいです。
比較するとメラニンスポンジのほうが硬く、パステル用のスポンジに近いので今回はそのインプレです。
比較のために三角タイプのパステル用スポンジの形状のようにハサミで切って試しました。
パステル用スポンジの角は(左のスポンジの上の角)は先端に厚みがあるのでメラニンスポンジもそのようにカットしてみました。
先に結論をいいますと非常に微妙でした。
具体的には以下に。
1、メラニンスポンジはパステルの粉を含む量が少ない。
パステル用スポンジや100均の化粧用のスポンジは密度が濃くパステルの粉を多く含ませられる感じがしました。
これは元々の用途がパステルの粉を含ませたり、ファンデーションなどを含ませるからだと思います。
それに対して、メラニンスポンジは密度が薄い感じでパステルの粉を含ませて擦ってもパステルのつきかたが薄かったです。
2、角を使ってエッジ(鋭い表現)を出そうとしても微妙。
1と関係しますが粉の含みが少ないため一回で出したい濃さが出ません。
ただ、何回か擦ると濃くなりそれなりにエッジも出ます。
ただし、それは「スポンジを引く」ときだけで、線を描く用に横にスポンジを動かすと
含んでいるパステルの粉が足りないので線的な描き方がほぼ出来ません。
やはり、メラニンスポンジは汚れを落とすものなので粉を多く含ませるということは
苦手なようです。
今回はこんな感じです。
まぁ、パステル用にメラニンスポンジはなくてもいいかなと思います。
コスト的には100の化粧用のスポンジが最強だと思います。
でも、細部を描くときや微調整などはやはりパステル用スポンジが相当使いやすいです。
ただ、あまり店舗で売ってかったり値段もそれなりにするのが悩みどころです。
なので、パステルをある程度続けてる方は試しに1つ買って100均のスポンジと比較してみるといいと思います。
1つだけ買ってみるならば細部用の角ばったスポンジをオススメします。