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初心者に提案する一人でも出来るデッサン練習法<陰影の塗り絵>

 

今回はタイトル通り初心者の方に提案するデッサンの練習方法について書きます。

これは以前パステルの授業をしたときに思いついたものです。

ちなみにオススメではなく「提案」なのはまだこちらでデータがあまりない状態だからです。

ただ、かなり分かりやすく出来ると私は思っています。

具体的には、画像の陰影の差をなくしたものを印刷してそれを元の画像に近づけるように描く「陰影の塗り絵」という方法です。

なので形をとる練習にはならないです。

また、形のこともセットにすると分かりづらいのであえて分けています。

 

ちなみにですが、私は凄くデッサンが下手で、ある程度描けるようになるまでかなり時間がかかりました。

ある程度描けるようになって思ったのが鉛筆で描く色幅は自分が昔思っていたよりも細かいということでした。

また、どの部分を強く(濃く、密度を出す)描くかなども最初は分かりませんでした。

 

上の図のようにある程度描けるようになると細かい明暗の差がどんどん見えてきます。

その細かい差(グラデーションの幅)が物が自然に立体的に見えるかの1つの大きなポイントになります。

これを把握しやすくする方法の提案が「陰影の塗り絵」です。

それでは、必要なものなどを紹介します。

 

 

 

<必要なものなど>

 

①PCがある、操作出来る方

・写真や画像

・画像のコントラストと明るさが編集出来るPCとソフト

・スキャナーとプリンター

 

②PCがない、操作が苦手な方

・写真や画像

・コンビニなどのコピー機

 

あとは、デッサン道具になります。(道具がわからない方はこちらのページで紹介しています。)

ちなみに印刷したものの上から描くので別の用紙は必要ないです。

 

 

 

<陰影の塗り絵の作り方>

 

・写真や画像を白黒(グレースケール)にする。<上の画像1>

・コントラスト比(明暗の差が)出来るだけなくなるよう(近づくように)に調整する<上の画像2>

・描くときに陰影の強弱が分かりやすいようにコントラスト比を強くしたものも作る<上の画像3>

 

あとは、上の画像の1、3を参考にしながら2に鉛筆で描いていく感じになります。

陰影をどう描くか分からなくても塗り絵に薄く陰影があるのでそれを基準にして進めることができます。

コピー用紙なのであまり細かく書き込めないと思いますがどう描くかのイメージは出来ると思います。

印刷する用紙を変えれる場合は画用紙など近い描きやすい紙質に近いものがいいと思います。

 

 

 

<画用紙に印刷してみたもの>

 

ちなみにですが、試しに画用紙にプリンターで白黒印刷(印刷設定は「普通紙」で印刷)したら普通に印刷できました。

全てのプリンターで問題ないか分かりませんが参考までに。

ちなみに教室のプリンターはエプソンの安物プリンターです(笑)

印刷してコントラスト比が強いと思ったら微調整しましょう。

 

あと、出来るだけしっかり学びたい方はモチーフをセッテングして「実際に描く視点」で撮影し、塗り絵を作って実際のモチーフも観察しながらやると一番学べると思います。

モチーフは出来るだ簡単な形で陰影がはっきりと見える物をオススメします。(モチーフの選び方「色と質感」についてのページはこちら)

 

最後に、手軽に試してみたい方用に今回使った画像の印刷用データをアップしておきます。

ちなみに画質は荒めです。 

 

 

ダウンロード
陰影塗り絵「ゾウ」A4サイズ
著作権フリーです。(非商用利用のみ)
陰影塗り絵.pdf
PDFファイル 2.4 MB