< ・左:水彩のみ ・中央:水彩+色鉛筆(単色)で陰影を描く ・右 :中央+背景に線や面を塗る >
今回は①の続きです。
上の画像の左と中央は前回お見せしましたので、今回は右の話です。
こんな感じ水彩で描いた部分を残して線を描くだけでも元の水彩の部分がより立体的に見えると思います。
少し説明すると、線が水彩の部分の後ろに重ねって見えるので前後の距離関係が出来ます。
この線を水彩で描いても前後関係は出来ますが、色鉛筆と水彩は素材の質感が違うのでより前後感が強調されます。
ちなみに、中央の後ろを青色で塗っていますがこれは水彩で描いてもいいかもしれません。
水彩は元々抵抗感が弱い表現ですが、周りに違う要素を入れることで抵抗感が強くなります(もちろん、他にもいろいろ方法はありますが)。
単体の要素よりも別の要素が入ることで比較関係が出来て表現の幅や差がより広がるということです。
ただ、いろいろな要素が増えるとコントロールしないといけないことも増えるので要素を増やしすぎると難しいと思います。
< ・左:水彩のみ ・右:水彩+色鉛筆で陰影や線を描く >
上の画像もこの前のものと描き方は同じです。
加筆は全て色鉛筆を使用しています。
< ・左:水彩のみ ・右:水彩+色鉛筆と鉛筆で陰影を描く >
こちらは上の説明通り、水彩で描いたものに色鉛筆と鉛筆で陰影を描いています。
鉛筆も使うとまた違う感じの表現になりますね。
今回はこんな感じです。
授業でまた気づいたことがあったら続きを書きたいと思います。
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