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デッサン力がつく庭の手入れ

 

暑い日が続きますが皆様お元気でしょうか。

この前の日曜日に仕事場のアトリエの庭を手入れしました。

そのときに「これってデッサン力がつくな」と思ったことを少し書きます。

写真のような生け垣に使われる植物ってありますよね。

それの枝や葉が伸びてきたので切って形を整えました。

これが今回のデッサン力がつく庭の手入れです。

 

ちょっと家庭にあるか分からないのですが、下の画像のような「生け垣用バリカン」があると非常にいいです。

以前は生垣用のハサミで切っていましたがこちらの方が断然楽です。

デッサン力の観点からしても切るときの大きな方向性がポイントなのでハサミよりもいいと思います。

ただ、バッテリーや充電器も必要なので初期投資がそれなりにします。

私は実家で同じバッテリーの掃除機を使っているので必要なときだけバリカンにつけています。

ちなみにバッテリーは安めの社外品を使っていますが特にストレス無く使えています。

2個買っておくと片方充電しながら使えてとても便利です。

 


< ↑ 参考までに私が使っている道具です >

 

 

 

枝や葉をきれいに整える場合、どのような方向で切るかを考えます。

この画像の場合は球っぽい感じをイメージしているのでいろいろな方向から切っています。

これがデッサンで描くタッチの方向性と非常に似ています。

球的な形はいろいろな方向から切るのでタッチもいろいろな方向から描くことになります。

また、大きな方向の流れを意識すると徐々に形が整ってきます。

ある程度出来たら少し離れて全体を見てバランスを見るといいと思います。

これもデッサンと似ていますね。

 



 

球系だとタッチの方向が分かりづらいので別のバージョンを。

画像で立方体っぽく切っているものがあります。

この枝は垂直にキレイに伸びる種類みたいだったのでそれを生かしてみました。

実際に切ったときの方向に矢印を描いてみました。

これもデッサンで立方体を描くタッチを一緒です。

もう少し枝が伸びるともっとキレイな立方体になると思います。

そう考えると枝が伸びるのも待ち遠しくなります。

 

こんな感じで今回はおしましです。

考え方としてはデッサンのための彫刻と同じなので、何か自分が描きたいものを紙粘土などで作ってみても同じ感じに学べると思います。

身近で面倒なことも一つ目標や発見があると楽しくなりますね。

ただ、ここ最近ほんとに暑いのでお庭の手入れは無理がない程度にしましょう。