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<絵画全般>不自然に見える構図や配置②

 

今回は前回の続き「物と物との重なりと距離について」簡単に書きます。

写真の丸印は前回あつかえなかったモチーフを動かしたほうがいい場所です

内容的には新しいものはそんなにないと思いますので復習する感じで見て頂ければと思います。

 

緑丸は気になる場所で青丸は出来れば変えたほうが無難な場所です。

今回は一言でいうと「モチーフを重ねるならしっかり重ねる。離すならしっかり離す。」ということです。

これは前回も出てきた言葉だと思います。

 

上の緑丸と青丸はモチーフとモチーフの間が近すぎます。

青丸の方はそれなりに離れているのですがこれでもまだ近いので一つの目安にして下さい。

隙間が狭いとそこに目線がいくのと、ギリギリ離すと立体的に見えづらいです。

下の緑丸は「ギリギリに重なっているので、やはりしっかり離すか重ねる」ということになります。

これも前回の復習です。

この下に私がモチーフを動かした画像があるので「自分ならどうするかな?」と考えてみると面白いかもしれません。

それでは動かした画像が下になります。(画像までの余白を長めにしています)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< ビフォー >

< アフター >


 

例えばこんな感じです。

もちろんこれが絶対的な正解というわけではないのでポイントに気をつけていれば基本的に問題ないと思います。

あと、もう一つポイントは小さい円柱を左端に配置する場合は机の左側の輪郭線にもしっかり重ねてあげると立体的に見えやすいです。

 

 

 

 

この黄色丸のところですね。モチーフを移動させるときは背景などにどう重ねるかもセットで見てあげましょう。

 

最後に今回と前回に関係した内容について教室の生徒さんがフェイスブックにとても分かりやすく説明していた記事があったので紹介したいと思います。

モチーフの重なりや周りの空間を描くことでどのような変化があるかなどが書いてあります。

 

 

 

こちらがその投稿になります。イラスト付きでとても分かりやすいです。